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多嚢胞生卵巣症候群があっても妊娠できる?助産師×当事者だから話せるリアル

もしかすると今あなたも…

「PCOSだって言われたけど、妊娠できるのかな?」
「卵巣にたくさん小さな卵胞があるって言われて不安…」
そんな思いで、夜眠れない日があったりしないでしょうか。

私自身も、PCOSと子宮内膜症と診断されて、その“モヤモヤ”“不安”の気持ち、ものすごく分かります。

だけど、実は――PCOSがあっても「妊娠できる」「赤ちゃんを迎えられる」可能性は、決してゼロではないんです。

多くの人が、治療やケア、生活習慣を整えてママになっている人は多いです、

今回は、「PCOSがあっても妊娠できるのか」「治療はどんな道があるのか」「私自身の思い」も交えてお話します。


目次

目次

  1. PCOSってどのくらいの人がいるの?
  2. “妊娠できるか”の現実 — データにみるPCOSと妊娠率
  3. 妊娠までのステップ — 自然妊娠/治療/ART
  4. 出産まで、気をつけたいこと — 妊娠中のPCOSの注意点
  5. 私からあなたへ — “希望”と“自分を大切にすること”
  6. まとめ

1. PCOSってどのくらいの人がいるの?

  • PCOSは、妊娠できる年代の女性の 約6〜13% の割合で比較的多い状態。
  • ただ、実はそのうち 最大70%もの人が「診断されずに過ごしている」 と報告されていて、「もしかしたら私も…」と思っている人は多いかもしれないですよね。
  • PCOSの典型的な特徴は、月経の乱れ・排卵障害・超音波で見えるたくさんの小さな卵胞・ホルモンのバランスの変化など。

つまり、あなたが「PCOSかも?」と思ったとき、それは珍しいことじゃないです。
ちなみに私の仲のいいグループ4人中3人が多嚢胞性卵巣症候群・多嚢胞気味と先生から言われていました。
そんなに?と思いましたよね!きっと自分が知らないだけで周りにはたくさんいるはずです。
なので「一人じゃない」「同じような人はたくさんいる」とまずは知ってほしいです。


2. “妊娠できるか”の現実 — データにみるPCOSと妊娠率

「PCOSだから妊娠しにくい」「妊娠できないかも…」と思うのは自然な気持ちです。
でも、研究や臨床データは、私たちに“希望”を与えてくれていますよ!

✅ 自然妊娠・治療で妊娠できる人も多数

  • PCOSは無排卵(排卵しにくさ)の代表的な原因のひとつですが、“だから妊娠できない” というわけではないです。実際に、多くのPCOSの人が自然妊娠や治療で妊娠・出産しています。
  • ある研究では、排卵誘発を含めた治療(※OI:排卵誘発 cycles/IUI など)を受けたPCOSの人たちで、1周期あたりの出産率 が約 17〜19 %複数周期を試した場合の累積出産率で約 30%前後という報告もありました。
  • つまり、何もせずただ待つよりは、しっかり治療やサポートを受けることで、十分「妊娠」「出産」のチャンスはあるんです!

⚠ ただ、“リスク”も知っておきたい

  • PCOSがある女性は、流産や妊娠合併症(妊娠糖尿病・妊娠高血圧など)のリスクが、PCOSのない女性と比べてやや高い、という報告もあります。
  • でも、このリスクは「ただPCOSがある」だけで必ず起きるわけではなく、年齢・体重(BMI)・治療方法・生活習慣など、いろんな要素が関係する。

だからこそ、「ただ不安になる」だけじゃなく、「できること」「準備できること」を一緒に考えていくのが大事ですよね。


3. 妊娠までのステップ — 自然妊娠/治療/ART

PCOSがあると、妊活の道はひとつじゃない。あなたの状況や希望、身体の状態に合わせて、いろんな選択肢があります。

方法内容向いている人
自然妊娠を目指す普通に妊活排卵のズレが小さい、周期がそこまで乱れていない人
生活習慣の改善 + タイミング療法食事・運動など生活を整えつつ、排卵を促す排卵にムラがある人、まずは身体を整えたい人
排卵誘発薬/内服薬 (クロミフェン, レトロゾール など)薬で排卵を促す排卵障害がある人、自然では排卵しにくい人
IUI (人工授精)精子を卵管近くに届けて受精を促す排卵はできても妊娠しにくい人、軽〜中度の不妊
IVF/ICSI など高度生殖治療 (ART)体外で受精・胚を戻すこれまでの治療で妊娠に至らない人、卵巣や子宮の状態などで必要な人

大切なのは、「どれが正解」ではなく、「今のあなたにとって無理なく、納得できる道」を選ぶことです。


4. 私からあなたへ — “希望”と“自分を大切にすること”

私もPCOSで未だ治療中です。結果的には流産になってしまいましたが、タイミング療法で妊娠するまでいくこともできました。

正常な身体じゃない。そう思うだけで不安で仕方なくなりますよね。

でも、これだけは知ってほしいです。
PCOSがあるからって、“ママになれない”わけじゃない。

先ほどお伝えした私のPCOSの友人たちも現在1歳の子供のママ、出産を控える妊婦さんです。

むしろ、

  • 正しい情報をもとに、
  • 自分の身体と向き合って、
  • 必要な時は治療を受け、
  • 生活習慣や心のケアも大切にする――

そんな“トータルケア”で、あなたの妊活は進められるはずです。

焦らないで。まずは自分をいたわりながら、一歩ずつ一緒に頑張りましょう。


6. まとめ

  • PCOSは決して珍しいものではない。妊娠適齢の女性の中で、約6〜13%にみられる。
  • ただし、PCOSは「排卵しにくさ」「月経の乱れ」「ホルモンのアンバランス」などを伴うため、妊娠しにくさの原因になりやすい。
  • しかし、自然妊娠、排卵誘発、人工授精、ART など、いくつもの選択肢があって、多くのPCOSの人が妊娠・出産を叶えている。
  • 妊娠中は少しだけリスクが上がることもあるけれど、生活習慣や医療のサポートで十分コントロールできる可能性がある。
  • だから、PCOS=あきらめ、ではない。あなたができることをひとつずつ、大切にしていきましょう!

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