やっと寝た…と思って布団に置いた瞬間に、また泣き出す赤ちゃん。寝かしつけに何時間もかかって、ヘトヘトになっていませんか。
「どうしてうちの子は寝ないの?」と自分を責めてしまうママへ。まず伝えたいのは、新生児が寝ないのは”普通”のことだということ。眠りの特徴を知って、できる工夫から試していきましょう。現役助産師がやさしく解説します。🐼
まず知っておきたい|新生児の眠りの特徴
新生児は1日に16〜18時間ほど眠りますが、その眠りは細切れで、昼夜の区別もまだありません。眠りが浅い時間が多く、ちょっとした刺激ですぐ目を覚ましてしまいます。
これは発達の途中だからこそ。まとまって眠れるようになるのは、生後3〜4か月ごろからが目安です。今寝ないのは、あなたのせいでも赤ちゃんのせいでもありません。
寝かしつけのコツ
- 入眠の習慣をつくる……「沐浴→授乳→部屋を暗く」など、毎日同じ流れにすると眠りの合図になる
- 昼は明るく、夜は暗く……昼夜のリズムを少しずつ教えていく
- おなかを満たしてから……空腹だと寝つけないので、授乳後のタイミングで
- おくるみで包む……手足がビクッとする反射(モロー反射)で起きるのを防ぎ、安心感を与える
寝ない夜に試したいこと
- 抱っこでゆらゆら、やさしくトントン
- 「シー」という声やホワイトノイズ(胎内に似た音で安心する子も)
- 部屋の温度を見直す(暑すぎ・寒すぎていないか)
- おむつ替え、げっぷが出ていないかの確認
- 一度それでもダメなら、少し気分を変えて抱っこで外気にあたる
いろいろ試してもダメな日もあります。そんな時は「今日はそういう日」と割り切って大丈夫。完璧を目指さないことも、立派なコツです。
安全に眠るために|必ず守りたいこと
寝かしつけと一緒に、赤ちゃんが安全に眠る環境(SIDS=乳幼児突然死症候群の予防)もとても大切です。次のことを守ってください。
- あおむけで寝かせる(うつ伏せ寝は避ける)
- 固めの敷布団で、顔まわりにぬいぐるみ・タオル・やわらかい枕を置かない
- 赤ちゃんのまわりでタバコを吸わない
- 暑すぎる服・布団で温めすぎない
現場から|助産師が伝えたいこと
「抱っこじゃないと寝ない」「背中スイッチがすごい」── これ、本当によく聞きます。でも、それだけママの腕の中が安心できる場所だということ。今は大変ですが、ずっとは続きません。何より、寝かしつけを頑張るより、ママが眠れることのほうが大事。赤ちゃんが寝たら、家事より自分の睡眠を優先してくださいね。🐼
よくある質問(FAQ)
Q. 抱っこでしか寝ません。クセになりませんか?
新生児期は抱っこで安心して眠るのが自然なこと。今は気にせず、赤ちゃんが落ち着く方法でOKです。成長とともに少しずつ変わっていきます。
Q. いつになったらまとまって寝てくれますか?
個人差はありますが、生後3〜4か月ごろから夜にまとまって眠る時間が増えていきます。それまでは「今だけ」と思って乗り切りましょう。
まとめ
新生児が寝ないのは発達の途中の自然なこと。入眠の習慣・おくるみ・昼夜のリズムなど、できる工夫から試してみてください。そして必ず「あおむけ・固め布団・顔まわりに物を置かない」で安全に。何より、ママ自身の休息を最優先に。一緒に乗り切りましょうね。🐼
※発達や眠りには個人差があります。気になることがあれば、産院や小児科に相談してください。
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