どれだけ抱っこしても、あやしても泣き止まない……。その時間のつらさ、本当によく分かります。
まず伝えたいのは、泣き止ませられないのは、あなたのせいじゃないということ。赤ちゃんが泣くのは自然なことです。現役助産師が、試したい対処と「受診の目安」、そして頑張るママ自身を守る方法をまとめます。🐼
まずチェック|赤ちゃんが泣く理由の基本
赤ちゃんにとって「泣く」のは、唯一の伝える手段です。まずはよくある原因をチェックしてみましょう。
- お腹がすいた
- オムツが濡れている・汚れている
- 暑い、または寒い
- 眠いのにうまく眠れない
- 抱っこして甘えたい
- ゲップが出なくて苦しい
- 服やタグがチクチクする
試したい落ち着かせ方
- おくるみ(スワドル)でキュッと包む。お腹の中にいたときの安心感が戻ります
- 縦抱きにしてトントン、歩きながらゆらゆら揺らす
- ホワイトノイズ(換気扇・ドライヤーの音・専用アプリ)。胎内の音に似ていて落ち着きます
- 授乳やおしゃぶりで「吸う」欲求を満たす
- 少し外の空気に触れる外気浴
全部試してもダメな日もあります。それでも大丈夫。あなたはちゃんと向き合えています。
それでも泣き止まないとき|黄昏(たそがれ)泣き
夕方から夜にかけて、理由もなく激しく泣く「黄昏泣き」。これは生後数週間〜3か月ごろに多く見られる、成長の一過程です。原因ははっきりしていませんが、病気ではありません。
生後3〜4か月ごろには自然に落ち着くことが多いので、「今だけ」と見通しを持って、肩の力を抜いてくださいね。
受診・相談を考えるサイン
次のようなときは、いつもの泣きとは違うサインかもしれません。早めに受診・相談してください。
- 38℃以上の発熱がある
- ぐったりして反応が弱い
- 母乳・ミルクを飲まない
- 嘔吐を繰り返す、けいれんがある
- 甲高い・弱々しいなど、いつもと明らかに違う泣き方
いちばん大切|ママ自身を守るために
泣き止まなくてイライラしたり、涙が出てきたりしたら、赤ちゃんを安全な場所(ベビーベッドなど)に寝かせて、少し離れて深呼吸してOKです。数分ならその場を離れても大丈夫。
ただし、絶対に赤ちゃんを強く揺さぶらないでください。乳幼児揺さぶられ症候群といって、脳に重大なダメージを与えてしまいます。
そして、ひとりで抱え込まないこと。パートナーや家族、自治体の子育て相談、公式LINEなど、頼れる先に頼っていいんです。あなたが休むことも、赤ちゃんのためになります。
よくある質問(FAQ)
Q. 抱っこばかりで抱き癖がつかない?
抱っこでたくさん甘えさせて大丈夫です。今は「抱き癖」は気にしなくていい、という考えが主流です。
Q. 夜だけ泣くのはなぜ?
生活リズムがまだ未発達なためです。成長とともに少しずつ整っていくので、焦らなくて大丈夫。
Q. 少し泣かせておいても平気?
安全な場所であれば、数分泣かせておいても問題ありません。ママの休息も同じくらい大切です。
まとめ
泣き止ませられなくても、あなたは十分すぎるほど頑張っています。赤ちゃんもあなたも、休んでいいんですよ。つらいときは、どうかひとりで抱えこまないでくださいね。🐼

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